お金の増やし方、教えます。
こんにちは!十分先生です。本日は「ジェイソン流お金の増やし方」を解説していきます。
投資に興味はあるけれどどうしたらいいかわからない
今更何をしたらいいかわからない
大損しそうで怖くて手が出せない
そんな投資初心者の方に向けてジェイソンさんが投資法を書いてくれました。
なおかつ元大手証券マンの私。世界一わかりやすく噛み砕いて解説しました。
この動画を見て行動すると、経済的自由に近づくための道筋がわかります。より幸福な人生が送れるようになります。
そもそも投資って聞くとどんなイメージを持ちますか?「難しそう」「騙されそう」という思う方も多いのではないのでしょうか?
私も母から叔父が原油先物で一文無しになったから絶対に投資に手を出してはいけないよと言われた経験があります、と言いつつ証券マンになったのですが。
最近はFIRE(financial independent & retire early)もよく取り上げられますよね。
投資の収入が生活費を上回っていることを指します。
ジェイソンさんもFIREしている一人です。嫌な仕事は断れる好きなことに時間を注げる精神的自立にもつながったとおっしゃっています。私自身この本を読んで行動することで「お金が着実に増えていくから、はやくしたくない仕事から脱出するためにも仕事を頑張ろう」と思えるようになりました。
厚切りジェイソンさんといえばアメリカ人で会社経営もしていてお笑いもできる本も書く。今から英語を勉強してアメリカ進出して会社経営してコメディ番組で笑いを取る、できますか?厳しすぎますよね!
やっぱり難しそう。スーパーエリートなジェイソンだからできたんじゃない?なんか難しい投資とかやったんでしょう?特権階級にいるからなんか儲かる話とかたくさんあるんじゃない?と思いますよね
彼曰く「驚くほど簡単でシンプルな投資方法でお金は増える」と断言しています。
「投資をしないことは一番の無駄遣いをしている」
100万円を10年預けるor運用することを例に見てみましょう
メガバンクの金利は0.001%です。
10年前に預けた100万円はいま100万100円になっています
直近10年S&P500成長率は平均14.7%です
10年前にS & P 500を買っていた場合はなんと441万円になっています。
341万円も違うの?とびっくりしますよね。
これが100万円じゃなくて1000万円だったとしたら?
運用することで老後2000万円問題も解決に近づくし、FIREというのが現実的に見えてきますよね
ジェイソンさんの投資法は3ステップです
①支出最小化
②収入最大化
③米国株インデックス投資をして、待つ
これだけ!
一つずつ見ていきましょう
①支出最小化
資産を作りたいならまず支出を見直そう。節約は即効性があるので、まず支出を見直すことをお勧めしています。
自分が毎月いくら使っているか把握できていますか?自分の支出を可視化するためにも私は家計簿をつけていますが家計簿をつけるのがめんどくさいなあという方はアプリがおすすめです。
ジェイソン流の節約術をピックアップしました
ペットボトル飲料は買わない
自販機でペットボトルを買うと150円もしますよね。家から持って行くとただ同然です。
歩ける距離ならまず歩く
電車代も往復するので二倍かかっちゃいますよね。歩くとセロトニンが出てHAPPYになれます。健康にもよいです。耳学でオーディブルなどで読書もできる。節約にもなる。一石四鳥ですね。
携帯代などのサブスクリプションを見直す。
今月の携帯代いくらでしたか?総務省統計局の調査によると、日本人は通信費に14829円も支払っているらしいです。
携帯電話の通信プランを変更するだけで年利10%どころか月利10%と同じ効果があります。
余談ですが「安くなってたから買う」「ポイントがつくから買う」というのも注意が必要です。私の友人タケちゃんがバナナが100円だったよ安くなってた!ポイントもつくから買った!と喜んでいました。私は「バナナを買いにスーパーに行ったの?」と聞くと「お茶買いに行っただけ、バナナは別に欲しくなかったけど安かったし、ポイントもつくから買った」「もとからいらんのやったらそれはお金を捨てたことと一緒やで!気をつけないかんで!お金は大事やで!」と言うと「た、たしかに〜」と私に圧倒されつつも納得してくれました。こんな感じで「安かったから買う・ポイントがつくから買う」とか意識せずお金を使ってしまっていませんか?
税金を加味する・投資に回していた場合を考える
ものを買う時には3割増の値段で見るようにしています。
たとえば500円のコーヒーを買う際。このコーヒーを買うには消費税10%上乗せだから550円。さらにこの550円を支払うためには20%の所得税額を加味して660円稼がないといけない。また先ほどの例で言うと100万円が4倍になっていた。この500円は10年後2000円の価値になっているかもしれない。果たしてその価値がこのコーヒーにはあるのだろうか?という具合に
ただジェイソンさんはこれを「全部やりなさい!」と言っているわけじゃない。自分の無理のない、できる範囲で取り入れるものは取り入れてね、というスタンスです。やっぱり無理な節約も続かないですしね。もしおすすめの節約方があればコメント欄で教えてください!
②収入最大化
ジェイソンさんは副業することも勧めています。投資に回せるお金が増えるからです。
近頃は終身雇用制度が崩壊したり副業解禁されたりしていますよね
副業ができない人は今の仕事を頑張って昇給しましょう。給与UPにつながる資格手当は取りまくるとよいでしょう!お給料も上がるし、必要な知識も身につくし、一石二鳥です。
ちなみにジェイソンさんは市場価値をあげるため
GEという大企業で働きながら夜は大学に通って修士号を取り
日本に来てからも仕事をしながら早稲田大学のビジネスコースに通ったそうです。
「ジェイソンさんがこれだけ頑張っているなら私も頑張ろう!」と思えますよね。
③米国株インデックス投資を長期分散積立する
ジェイソンさんは3ヶ月暮らせる手元資金現金を残しておいて後は全て投資に回そうとおっしゃっています。万が一失職したとしても3ヶ月あれば再就職できるだろうということで3ヶ月を設定します。
そして余った全額を米国株インデックスを長期・分散・積立をするとのこと。
なぜ米国株か
あたりを見回すと、AppleのiPhoneにぎりしめてFacebookやInstagramを使っている人がたくさんいるんじゃない?PCはウインドウズ、検索エンジンはGoogleを使うという具合に。このようにアメリカが経済トップで、今後も成長を見込めるから、というのがジェイソンさんの理論。
それに世界時価総額トップ10のほとんどをアメリカが占めています。
米国株を買う方法は3種類あります。
個別株・投資信託・ETFがあります。
個別株はそれぞれの会社を買うこと。
投資信託とETFは詰め合わせパックのようなものです。投資信託とETFのちがいは上場しているかしていないかです。ETFは上場しているからリアルタイムで値段が決まります。投資信託はリアルタイムの取引はできなくて、1日1回だけ値段が決まります。
なぜインデックスか
インデックス投資はずばり!コストが安いからです。
世の中には2つの投資信託があります。アクティブファンドとインデックスファンドです。
アクティブファンドは投資のプロであるファンドマネージャーが銘柄を選択してくれます。「市場平均より好成績を目指します!」とか謳っているものが多いです。プロが目利きしてくれる分、その代わり手数料が高めです。
インデックスファンドは市場の平均指数を買います。NYダウとかS&P500とかは聞いたことありますよね。そのような指数に連動するのがインデックスファンドです。機械的に銘柄を選択している分、手数料も低く抑えられています。
ここまで聞くと投資のプロに任せた方がいいんじゃない?と思いますよね。
結論から言うとインデックスファンドがおすすめなんです。
2007年に投資の神様のウォーレンバフェットとヘッジファンド、10年後にどちらが運用成績がいいか勝負ました。
結果バフェットが大勝。彼が賭けたインデックスファンドは7.1%、ヘッジファンドは2.2%という結果に終わりました。
またバフェットは妻への遺言に「自分に万が一のことがあった場合は資産の90%をインデックス投資にしてね」とも言っているんです。
投資のプロでさえ相場は読めない、投資の神様もインデックス投資を推薦している、このことからもジェイソンさんはS&P500に連動するインデックス商品を勧めています。
低コストで超優良企業に投資できるインデックス投資で間違いはなさそうですね。
なぜ長期か
複利の恩恵を受けられるからです
アインシュタインも「人類最大の発明は複利だ」と言っています。
世の中には単利と複利があります。単利は元本にのみ利子がつく。複利は元本+利子にも利子がつきます。
単利ならば100万円5パーセントで運用したとすると1年目は105万円に、2年目は110万円になっている。元本の100万円にしか利子がつきません。
複利なら1年目は105万円になるけど、2年目は105万円に5パーセントの利子がついて110万2500円になっています。
このように単利と複利で大きな差がつくことはご理解いただけますね。
バフェットの資産(9兆円)の99%は50歳以降に築かれている。時間を味方にすることは投資の成功の秘訣とも言えるでしょう。
またフィデリティの2003~2013年の調査で投資成績のいい人は「亡くなっている人」とも言われています。これは短期で売買を繰り返す人よりも長期でずーっと持ち続けた人の方が成績が良いという事です。
なぜ分散か
銘柄の分散
投資の格言に「卵を1つのかごに入れるな」という言葉があります。
一つのカゴに盛って転倒すると全滅します。あちこちのカゴに入れておくと万が一転倒しても別のカゴの卵があるから安心だよね、ということです。
同じように一銘柄の株に全額ぶちこんで倒産したら、退場を余儀なくされます。
個別株だと倒産の危機や市況によって下落することがありますよね。そのリスクヘッジをするためにも分散投資がおすすめです。
S&P500は米国株式の80%をカバーしている指数です。S&P500に連動するインデックスファンドに投資すると言うことはアメリカの超優良企業トップ500社に投資するようなものです。
インデックス投資だと市場をカバーしてくれているから万が一一つの企業に何かあってもカバーできます。
S&P500はアメリカの超優良企業500社をカバーしてくれているけど、年4回「本当にトップ500にふさわしいか?」と銘柄の見直しもしてくれています。成績の悪い会社は放り出され、成績のいい会社が組み入れられている。
時間の分散
これは「なぜ積立か」というところでお答えしていきます。
なぜ積立か
一括で買う?積立する?結論積立がいいでしょう。
積立は別名ドルコスト平均法とも呼ばれています。ドルコスト平均法とは定額積立です。毎月(毎日)同じ金額で購入し続けます。定期的に同じ金額で買い続けると、安い時はたくさん買え、高い時は少なく買えるんです。
「ドルコスト平均法を詳しく知りたい人はドルコスト平均法で検索!」というとコメント欄で必ず「ドルコスト平均法って何ですか?」という質問が来るのでお答えしておきます(笑)
金額指定(ドルコスト平均法)だと最終的にたくさんの株を購入できているのがおわかりいただけるでしょう。
なぜ楽天VTI(米国株インデックス)か
S&P500が超優良企業500社をカバーしているのに対して楽天VTIは3800社に分散している。アメリカの上場企業99%をカバーしているんです。そうするとこの中から次なるテスラモータースみたいなクールな会社が出てきて、その恩恵に預かれるかも!ということです。
S&P500連動系の投資信託ではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も有名どころ。
一応比較表を貼っておきます。
どちらかお好みの方を選ぶといいでしょう。ちなみに十分先生は開いた証券口座にeMAXIS Slim 米国株式S&P500しかなかったのでそちらにしています。
いつ始めればいい?
結論、今すぐに。
ここまでお話ししてきて、米国株式インデックスに分散して積立する、長期間保有することが大切だとわかってもらえたと思う。
じゃあ一番長期間保有できるのはいつでしょうか?明日でも来週でも来月でもない。今だよね。
今日があなたにとって一番長く投資できる日です。
中国のことわざで「The best time to plant a tree was twenty years ago. The second time is now」木を植えるのに一番いい時期は20年前だった。2番目にいい時は今だ、っていう意味。投資も20年前に始めてたら一番良かったんだよね。その時期を逃してしまったのなら、今が一番投資をするのにいい時期ということです。
一日でも長く投資をするためにもとにかく今、すぐに行動を起こしてほしい。
まとめ
ジェイソンさんの投資法は、3つのステップで構成されています。
- 支出最小化:
- 支出を見直し、節約することで資産を積み上げる。ジェイソン流の節約術には、ペットボトル飲料を買わずに家から持参する、歩ける距離なら歩くことで電車代を節約し健康にもつなげる、サブスクリプションサービスなどの支出を見直すなどの方法が挙げられる。
- 収入最大化:
- 副業や資格取得を通じて収入を増やす。ジェイソンさんは、給与UPにつながる資格手当を取りまくることを勧めています。また、自身の市場価値を高めるために夜間大学に通ったり、ビジネスコースを受講するなどの努力も必要です。
- 米国株インデックス投資:
- 長期・分散・積立を基本とする。ジェイソンさんは、3ヶ月分の手元資金を現金で確保し、それ以外の資金を米国株インデックスに投資することを提案しています。彼は米国株が世界経済のトップであり、長期的に見込める成長があると主張しています。また、分散投資を通じてリスクヘッジを行うことも重要です。
この投資法は、投資初心者でも取り組みやすいものであり、長期的な視点での資産形成を支援します。ジェイソンさんの経験や知識を参考にし、自分のライフスタイルや目標に合わせて行動することが重要です。
十分先生的考察
この動画を最後まで見てくださったという方は、やはり投資初心者の方だろうと思います。そんな方に向けて「実際やってみるとどんな感じなんだろう?」ということをお話しします。
わたしのインデックス投資の運用成績です
え?すごいじゃん!これだけ儲かるの?と思うでしょう
ただ、初心者の皆さんに伝えておきたいことは最初の5年間はまず間違いなく赤字になるということ。これはインデックス投資には最初の期間どうしても発生する痛みだと思っておいてほしいです。5年しっかり持ったあとはときおり証券口座を開いてニマニマするだけでいいんです。
バートンマルキールの書いたウォール街のランダムウォーカーでも一年目の投資はとんでもなく上下動すると言っています。15年持つとプラス収益になるだろうとも言われている。
高くなったときは「含み益が出て嬉しいな」(あんまり買えないことは無視)
安くなった時は「安くたくさん買えて嬉しいな」(含み損のことは無視)
このようなポジティブなマインドが必要です。
なんでこんな話をするのかって?
それは積立を途中でやめてしまう人がとても多いからなんです。とくに相場の下落時には。
「コロナショックで狼狽売りした」という人を嫌というほどたくさん見ました。コロナショックで狼狽売りせずS&P500をホールドしていれば今頃30%はもうかったのに。本当にもったいなすぎる。
これから始める人たちに「右肩上がりに資産が増えるんだ」と勘違いしてもらいたくないんです。「始めて3~5年目は下がるものなんだな、安く多く買い集めている期間なんだ」と思って取り組んでもらうとショックが軽減されると思います。
私もはじめのうちはびっくりしました。「え?こんなに下がるの?」と。先ほどお話ししたポジティブなマインドで乗り越えた今は「お金のなる木」にしか思えません。
投資だから絶対はない。残念だけれどね。でもこの本を読んで行動すれば、きっと今よりかなりの確率で経済的自由に近づいていくはずだと信じている。
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